【崩壊スターレイル】「カフカ」徹底解説！

こんにちはラリッテルです！

今回は、星核ハンターの一員であり、雷属性の虚無の運命を辿る5★キャラクター、「 カフカ 」 の最新ビルドを徹底解説します。

彼女はVer.3.4での劇的な強化を経て、純粋な持続アタッカーから「持続ダメージサポーター」という新たな役割を確立しました。

Ver.3.4での強化内容の詳細はこちら：
【崩壊スターレイル】待望の過去キャラ強化！ver.3.4「研石錬光」で復権なるか？

特に、Ver.3.5で実装された物理属性の虚無キャラクター「 セイレンス 」との組み合わせは、現環境で「必須級」と評されるほどのトップクラスの強力なシナジーを形成しています。

「 セイレンス 」の解説はこちら：
【崩壊スターレイル】「セイレンス」徹底解説！

本記事では、持続ダメージ編成の核である「 カフカ 」の特徴、ビルド、編成等のオススメについて、解説していきます。

カフカの特徴

カフカの強み

強力な持続起爆能力

戦闘スキル、必殺技、追加攻撃によって、敵に付与されている全ての持続ダメージを強制的に即座に発生させることができます。

これにより、持続ダメージの「敵の行動に依存する」という弱点をある程度解消し、能動的に大ダメージを出せます。

強力な全体攻撃バフ

味方の効果命中が75%以上の場合、その味方の攻撃力を100%アップさせる強力なバフを付与できます。

これは持続ダメージキャラクター（例： セイレンス 、 ブラック・スワン 等）が効果命中を要求されることが多いため、非常に相性が良いです。

EP回復とスキル回転率の高さ

感電状態の敵を倒すとEPを回復する能力や、必殺技使用後に天賦の追加攻撃の回数を回復する能力を持つため、必殺技の回転率が良く、持続ダメージ起爆の頻度を高められます。

他の持続キャラとの連携

セイレンス 、 ブラック・スワン 、 椒丘 、 サンポ 、 ルカ など、他の持続ダメージ付与キャラクターと組むことで、カフカの起爆能力がさらに活かされます。

ルアン・メェイ 、 ロビン 、 トリビー などの全体バッファー/デバッファーとも相性が良いです。

モチーフ光円錐が必須ではない

配布光円錐である「初めてのクエストの前に」と「 昼夜の狭間を翔ける鷹 」4セット遺物を組み合わせることで、カフカのモチーフ光円錐がなくても同等のパフォーマンスを発揮できます。

これにより、比較的少ないリソースで強力な運用が可能です。

カフカの弱み

編成の依存度が高い

カフカ自身の火力は最新のアタッカーと比較すると控えめであり、単独でダメージを出すよりも、他の持続ダメージ付与キャラクターと組んでこそ真価を発揮します。

持続ダメージ編成に特化しているため、会心系の強力なサポーターによる恩恵は少ないです。

「 セイレンス 」との組み合わせが非常に強力である反面、 セイレンス がいない場合は、編成全体の火力が大きく低下する可能性があります。

SP消費

 高い持続起爆頻度を維持するために戦闘スキルを毎ターン使用することが推奨されるため、パーティ全体のSP消費が重くなる傾向があります。

特に速度を高く設定し行動回数を増やそうとすると、さらにSPの要求が高まります。

高い効果命中要求

Ver.3.4での強化調整後、感電付与の基礎確率が100%となり、さらにカフカ自身の攻撃力バフ条件により、効果命中を75%以上確保することが非常に重要になりました。

これを達成するためには、遺物や光円錐で効果命中をしっかり稼ぐ必要があります。

初動の感電付与

戦闘スキル自体には感電付与能力がないため、戦闘開始時やwave切り替わり後など、最初のターンで感電を付与するには秘技、追加攻撃、または必殺技を使用する必要があります。

これにより、戦闘の立ち上がりに考慮が必要な場合があります。

ビルド

カフカ のビルドは、いかに多くの持続ダメージを起爆できるか、そしてチーム全体の「持続」ダメージを最大化できるかが重要となります。

そのため、彼女自身の火力よりも持続ダメージの起爆回数とサポート能力を重視したステータスと装備選択が重要です。

オススメ光円錐

• 初めてのクエストの前に (配布/イベント、ヘルタショップ)
  • 高いEP回復効率
    • 装備者の効果命中を上げ、防御力ダウン状態の敵を攻撃するとEPを回復します。
      セイレンスが防御力ダウン効果を持つため、この効果が常に発動しやすくなりました。
      これにより必殺技の回転率が大幅に向上し、持続ダメージの起爆頻度が増加します。
  • 効果命中補助
    • 効果命中がアップするため、カフカの追加能力「苛み」（効果命中75%以上で味方の攻撃力100%アップ）の達成をサポートします。
  • 無課金での入手可能
    • ヘルタショップで交換可能であり、凸を進めやすい点も魅力です。
  • モチーフ光円錐と遜色ない性能
    • 特定の条件下で カフカ のモチーフ光円錐である「待つのみ」と同等か、それ以上のパフォーマンスを発揮する可能性があります。
      特に「 昼夜の狭間を翔ける鷹 」4セット遺物との組み合わせで、0ラウンド3回行動や1ターン必殺技の発動を狙えるため、高難易度コンテンツでの活躍が期待されます。
• 待つのみ ( カフカ モチーフ)
  • 与ダメージと速度アップ
    • 装備キャラの与ダメージを増やし、攻撃後に速度を上げる効果を持ちます。
      これにより、カフカ自身の火力と行動頻度が向上します。
  • 追加の感電付与
    • 攻撃が敵に命中した際に100%の基礎確率で「遊糸」という感電状態を付与でき、持続ダメージの数を増やせるため「 深い牢獄の囚人 」4セット遺物とも相性が良いです。

• 風に揺蕩う虚言（ サフェル モチーフ）
  • パーティ火力への貢献
    • 装備キャラの速度を上げ、敵全体の防御力を下げる効果（防御ダウン）を持つため、 カフカ 自身のダメージよりも、パーティ全体の持続ダメージ火力を底上げする カフカ の役割に非常に合致しています。
  • 行動回数の増加
    • 速度バフによりカフカの行動回数が増え、持続ダメージの起爆機会をさらに増やすことができます。
      速度200を超えると、0ラウンド3回行動、1ラウンド5回行動も可能になるため、この光円錐を使用する際は速度200を達成したいです。
• 幾度目かの春（ 椒丘 モチーフ）
  • 効果命中と火力を同時に向上させます。
    カフカが効果命中75%を確保するビルドになったことで、この光円錐の持つ防御無視などの追加効果が活かしやすくなりました。
    雷弱点の敵に対しては、弱点撃破がしやすくなり、持続ダメージの数を安定して確保できるため特に有効です。
• バルネア大冒険（ナナシ光円錐）
  • 攻撃が当たった敵に被ダメージアップ状態を付与することで、パーティ全体の火力に貢献します。
    防御力ダウン効果を持つ ブラックスワン などとの相性が良いとされています。
• 獲物の視線 (星4光円錐)
  • 効果命中と持続与ダメージが上がるため、性能がかみ合っています。
    星5光円錐や「初めてのクエストの前に」がない場合の代替として有効です。

オススメ遺物

トンネル遺物

• 昼夜の狭間を翔ける鷹 （4セット）
  • 必殺技使用後に自身の行動順を早める効果があり、「持続」ダメージの起爆回数を増やすことに特化しています。特に「初めてのクエストの前に」と組み合わせた運用は、0ラウンド3回行動など低ラウンド攻略を目指す場合に有効です。
    カフカ自身の火力上昇よりもチーム全体の「持続」ダメージ向上に貢献するビルドです。
• 深い牢獄の囚人 (4セット)
  •  「持続」デバフの数に応じて防御力無視の効果があり、カフカ自身のダメージを高める場合に推奨されます。
    「セイレンス」と一緒に厳選できるため、初心者はまずこちらを揃えるのも良いでしょう。

次元界オーナメント

• 酩酊の海域 (2セット)
  • 攻撃力と「持続」ダメージのバフを提供します。
    カフカの追加能力（攻撃力+100%）を考慮すると、攻撃力条件も達成しやすいです。
• 海に沈んだルサカ (2セット)
  • EP回復効率を上げ、パーティー1枠目のキャラクターの攻撃力をバフします。
    必殺技での起爆頻度を重視するカフカと相性が良く、特に「セイレンス」を1枠目に置く編成で有効です。
• 蒼穹戦線グラモス (2セット)
  • 攻撃力と速度に応じた与ダメージバフを提供します。速度目標を達成できれば強力な選択肢です。

遺物メインステータス

•  胴体：効果命中
  • 効果命中75%を確保するため
  • サブステータスで効果命中を十分に稼げる場合は攻撃力%も選択肢
• 脚部：速度
  • 「持続ダメージ」起爆頻度を高めるため、ほぼ一択
• 次元界オーブ：雷属性与ダメージ
  • 「持続ダメージ」も恩恵を受けるため、ほぼ一択
• 連結縄：EP回復効率
  • 攻撃力%も選択肢ですが、EP回復効率の方が「持続ダメージ」起爆頻度を上げやすく、結果的にチーム火力に貢献しやすいです。

サブステータス優先順位

効果命中 (75%まで) > 速度 > 攻撃力%

持続ダメージは会心が発生しないため、会心系のステータスは不要です。

相性の良いキャラクター

カフカは、バージョン3.4での強化以降、純粋なDPSから持続ダメージサポート兼起爆役としての役割が明確になっています。

カフカ自身が生み出すダメージはそこまで大きくなく、敵に付与された複数の持続ダメージをスキル、必殺技、追加攻撃で即座に発生させることでパーティ全体の火力を引き出すのが主な仕事です。

また、カフカは毎ターン戦闘スキルを使いたいため、パーティ全体のSP消費量を考慮し、SP供給が得意な味方を選ぶことも重要です。

持続パートナー

• セイレンス
  • カフカの編成においてほぼ必須級のキャラクターです。
  • 豊富な持続ダメージ
    • 味方の攻撃に連動して4種類の持続ダメージを付与し、敵が持続ダメージを受けた際にその数に応じた物理持続ダメージを発生させます。
      この物理持続ダメージは、カフカの起爆回数を増やすほどダメージを出しやすくなります。
  • 防御ダウン等によるサポート
    • 必殺技で維持しやすい結界型の防御ダウンや攻撃力ダウンデバフをサポートし、SP供給も可能です。
      特に「防御ダウン」効果は、「初めてのクエストの前に」光円錐を装備したカフカのEP回復を加速させることができます。

「 セイレンス 」の解説はこちら：
【崩壊スターレイル】「セイレンス」徹底解説！

• ブラック・スワン
  • カフカ の従来の最強の相棒であり、現在でも非常に強力な選択肢です。
  • 独自の持続ダメージ「アルカナ」
    • 通常攻撃や戦闘スキル、持続起爆によって風化扱いの「アルカナ」を付与します。アルカナは重ねるほど倍率が上がり、カフカの起爆と相性が良いです。
  • 防御ダウンによる火力支援
    • 戦闘スキルで防御力ダウンを付与し、味方の支援も行います。
• 椒丘
  • 持続ダメージ&被ダメデバフ「焼尽」
    • 全ての攻撃で燃焼扱いの「焼尽」を付与し、被ダメージアップによる火力支援も提供します。
      特に2凸で自身の持続ダメージ倍率が大幅に強化され、強力な持続アタッカーとなります。
• サンポ
  • 通常攻撃でも風化を付与できるため、SP供給役としても機能します。
    必殺技で敵の持続被ダメージを上げ、 カフカ の火力をさらに向上させます。
  • 4凸以上で ブラック・スワン の「アルカナ」と高いシナジーを発揮し、パーティ火力を伸ばす可能性があります。
• ルカ
  • 裂傷ダメージの威力が高く、強化通常攻撃で裂傷起爆とSP供給を行えます。
  • 必殺技で被ダメージ増加デバフを持ちます。
• 桂乃芬
  • 通常攻撃でも燃焼を付与できるため、SP供給役としても機能します。
  • 燃焼付与と被ダメージアップデバフを付与できます。

サポートキャラクター

• ルアン・メェイ
  • 速度バフ、大量の与ダメージバフ、耐性貫通、撃破効率バフなど、非常に相性が良いサポーターです。
  • 彼女の必殺技の「残梅」効果は、弱点撃破した敵の行動を遅延させ、持続の発生回数を増やすことができます。
• ロビン
  • 戦闘スキルで与ダメージバフ、必殺技で高い攻撃力バフと全体即時行動を持つ全体バッファーです。
  • カフカの手数が多いことでロビンのEP回復や付加ダメージ発生をサポートでき、相性が良いです。
• トリビー
  • 安定したダメージと耐性貫通、被ダメージアップなど、他のバフと重複しにくい全体サポートを提供します。
  •  必殺技の回転率が良く、「ダンス！ダンス！ダンス！」で行動順加速する運用も可能です。
• サフェル
  • パーティに編成するだけ被ダメージアップが可能なデバッファーです。
  • 必殺技による確定ダメージによるラウンド数短縮が狙え、SP供給にも優れています。
• 銀狼
  • 弱点付与と防御力デバフが可能なデバッファーです。
  • 彼女自身も効果命中を盛るキャラクターであるため、カフカによる攻撃力100%バフの恩恵を受けられます。
• ペラ
  • 必殺技で敵全体の防御力を下げることができ、SP供給も可能です。

耐久キャラクター

• フォフォ
  • 必殺技による攻撃力バフとEP回復が火力面で非常に相性が良いです。
• ギャラガー / 羅刹 / アベンチュリン
  • SP供給能力が高く、追加攻撃を持つカフカと相性が良いです。

目標・理想ステータス

カフカの育成において最も優先すべきステータスは、主に効果命中、速度、EP回復効率、そして攻撃力です。

会心系のステータス（会心率、会心ダメージ）は持続ダメージには影響しないため、不要です。

便利ツール

キャラクター育成の効率を上げるための便利なツールを公開しています。

厳選の目標となるステータスの計算に、ぜひご活用ください。

【崩壊スターレイル】行動回数＆速度計算ツール

【崩壊スターレイル】デバフ命中計算ツール

効果命中

効果命中75%

• 追加能力「苛み」の発動
  • カフカの最も重要な追加能力である「苛み」は、味方（カフカ自身を含む）の効果命中が75%以上の場合、その味方の攻撃力を100%アップさせるという非常に強力な効果を持っています。
    これにより、遺物で攻撃力胴体を選ぶよりも大きな攻撃力増加が得られるため、最優先で達成すべき目標です。

• 感電付与の確定化
  • カフカ自身の必殺技や天賦の追加攻撃による感電付与は基礎確率100%であり、効果命中が75%あればボスを含むほとんどの敵に対して感電を確定で付与できるようになります。
    デバフの必中には67%で十分ですが、追加能力「苛み」の効果を考慮すると75%を目標にします。

速度

カフカのターン数を増やし、戦闘スキルや追加攻撃、必殺技によるDoT起爆の頻度を上げることで、チーム全体の持続ダメージの最大化を目指します。

速度147

• カフカモチーフ＋セイレンスモチーフありの場合
  • カフカ のモチーフ光円錐と セイレンス のモチーフ光円錐の速度バフを両方貰える場合、「 昼夜の狭間を翔ける鷹 」4セット効果により、速度147で0ラウンド3回行動を達成できます。

速度150

• 「 昼夜の狭間を翔ける鷹 」4セット運用時
  • 「 昼夜の狭間を翔ける鷹 」4セット効果により、必殺技使用後の行動順前倒し効果を活用することで、速度150でも通常の速度160と同等の結果が得られることがあります。

速度157

• ルアン・メェイがいる場合 or セイレンスモチーフありの場合
  • 速度10%アップのバフを受けられる場合は、戦闘中の実質速度が167に達するため、ステータス画面では速度157を目標にすればよいことになります。

速度160

• 1ラウンド4回行動
• 「 蒼穹戦線グラモス 」2セット運用時
  • 「 蒼穹戦線グラモス 」は、装備者の速度が160以上の場合、与ダメージを18%増加させる効果があります。

速度167

• 「 昼夜の狭間を翔ける鷹 」4セット運用時
  • 速度バフがない場合、「初めてのクエストの前に」光円錐と「 昼夜の狭間を翔ける鷹 」4セットを組み合わせることで、0ラウンド目に3回行動し、さらに必殺技を2回発動することも可能になります。
    これにより、持続ダメージ起爆回数が飛躍的に増加し、チームの火力が大幅に向上します。

速度170

• サフェル のモチーフ光円錐「風に揺蕩う虚言」装備時
  • 光円錐「風に揺蕩う虚言」の防御力デバフを最大限に活用するために、速度170が必要になります。

速度200

• 0ラウンド3回行動
  • 速度200を達成すると、0ラウンド3回、1ラウンド5回行動が確定するとされています。これは特に サフェル のモチーフ光円錐「風に揺蕩う虚言」と組み合わせる場合に可能になります。

攻撃力

攻撃力3600（戦闘中）

• 「 酩酊の海域 」2セット運用時
  • 次元界オーナメント「 酩酊の海域 」2セットの効果は、装備キャラの攻撃力が2400以上で持続ダメージ12%増加、3600以上で持続ダメージ24%増加という条件があります。
    この攻撃力は戦闘中のバフ込みで計算されるため、自身の100%攻撃力バフを考慮すれば、達成は難しくはありません。
• ステータス画面上の攻撃力の目標値
  • カフカの攻撃力100%バフを考慮した場合のステータス画面上での最低限必要な攻撃力は、
    • 光円錐「待つのみ」装備時： 2339
    • 光円錐「初めてのクエストの前に」装備時：2445

まとめ

今回の解説で、Ver.3.4の強化により持続サポートへと変貌を遂げたカフカの魅力と最新ビルドを解説しました。

セイレンスとの組み合わせは、その性能を最大限に引き出す上で必須級の相性を誇り、ビルドは速度を重視しつつ、効果命中75%を確保することが重要です。

特に、「初めてのクエストの前に」光円錐と鷹4セットを組み合わせたビルドは、持続ダメージ編成の火力を飛躍的に向上させる強力な選択肢として注目されています。

ぜひ今回の情報を参考に、「崩壊スターレイル」でカフカと共に持続ダメージ編成の新たな可能性を体験し、その真価を引き出してください。