こんにちは、ラリッテルです。
「崩壊スターレイル」のVer.2.4後半に新たな限定キャラクター「椒丘」が実装されました。
今回の記事では、「椒丘」の性能や運用方法を徹底解説します。
おすすめ遺物・光円錐、使用感についても紹介していくので、育成の参考にしてくださいね!
椒丘はどんなキャラ?
「崩壊スターレイル」のVer.2.4で新たに登場した椒丘は、限定星5の炎属性・虚無のキャラクターです。
椒丘は、被ダメージアップと燃焼のデバフを敵に付与するデバッファーです。
最大の特徴は、圧倒的なデバフ付与の頻度にあります。
必殺技の結界で敵が行動するたびに「焼尽」を付与できるため、デバフ付与により必殺技ゲージがたまる 黄泉 との相性が抜群です。
また、「焼尽」は燃焼の持続ダメージとしても扱うことができるので持続ダメージパーティにも起用することもできます。
椒丘の性能解説
ここからは、椒丘の性能を詳しく解説していきます。スキルごとの特徴や使い方を理解して、実際に運用する際の参考にしてください。
通常攻撃:心火計
- Lv.6
- Lv.4
- Lv.1
[単体攻撃]
指定した敵単体に椒丘の攻撃力100%分の炎属性ダメージを与える。
[単体攻撃]
指定した敵単体に椒丘の攻撃力80%分の炎属性ダメージを与える。
[単体攻撃]
指定した敵単体に椒丘の攻撃力50%分の炎属性ダメージを与える。
通常攻撃は、シンプルに敵単体に炎属性ダメージを与えるもの。
天賦効果により、「焼尽」の付与もできます。
戦闘スキルのほうが「焼尽」の付与効率は上ですが、椒丘はデバフの維持が比較的楽なので通常攻撃で間に合うことが多い印象です。
ダメージ量を求めることはないため、育成優先度は低めです。
戦闘スキル:燎原奔襲
- Lv.10
- Lv.7
- Lv.1
[拡散攻撃]
指定した敵単体に椒丘の攻撃力150%分の炎属性ダメージを与え、隣接する敵に椒丘の攻撃力90%分の炎属性ダメージを与える。
100%の基礎確率で指定した敵単体に「焼尽」を1層付与する。
[拡散攻撃]
指定した敵単体に椒丘の攻撃力121%分の炎属性ダメージを与え、隣接する敵に椒丘の攻撃力73%分の炎属性ダメージを与える。
100%の基礎確率で指定した敵単体に「焼尽」を1層付与する。
[拡散攻撃]
指定した敵単体に椒丘の攻撃力75%分の炎属性ダメージを与え、隣接する敵に椒丘の攻撃力45%分の炎属性ダメージを与える。
100%の基礎確率で指定した敵単体に「焼尽」を1層付与する。
戦闘スキルでは、拡散攻撃で複数の敵にダメージを与えつつ、「焼尽」を付与できます。
天賦効果と組み合わせることで、メインターゲットには2層、両隣の敵には1層の「焼尽」を1手で付与することができます。
戦闘スキル自体のダメージ量は低いので育成優先度は低めです。
必殺技:炊陣妙法、詭正相生
- Lv.10
- Lv.8
- Lv.1
[全体攻撃]
敵それぞれにある「焼尽」状態の層数を、フィールド上で最高層数の「焼尽」状態の層数と同じにする。
その後、結界を展開し、敵全体に椒丘の攻撃力100%分の炎属性ダメージを与える。
結界が展開されている間、敵の受ける必殺技ダメージ+15.0%。敵が行動する時、60%の基礎確率で「焼尽」状態を1層付与される。
この効果は結界が展開されている間、6回まで発動でき、敵それぞれにつき、その敵のターンが回ってくるたびに1回まで発動できる。
椒丘が必殺技を発動するたびに、この効果の発動可能回数がリセットされる。
結界は3ターン継続する。椒丘のターンが回ってくるたびに結界の継続時間-1ターン。椒丘が戦闘不能状態になった時、結界は解除される。
[全体攻撃]
敵それぞれにある「焼尽」状態の層数を、フィールド上で最高層数の「焼尽」状態の層数と同じにする。
その後、結界を展開し、敵全体に椒丘の攻撃力90%分の炎属性ダメージを与える。
結界が展開されている間、敵の受ける必殺技ダメージ+13.5%。敵が行動する時、58%の基礎確率で「焼尽」状態を1層付与される。
この効果は結界が展開されている間、6回まで発動でき、敵それぞれにつき、その敵のターンが回ってくるたびに1回まで発動できる。
椒丘が必殺技を発動するたびに、この効果の発動可能回数がリセットされる。
結界は3ターン継続する。椒丘のターンが回ってくるたびに結界の継続時間-1ターン。椒丘が戦闘不能状態になった時、結界は解除される。
[全体攻撃]
敵それぞれにある「焼尽」状態の層数を、フィールド上で最高層数の「焼尽」状態の層数と同じにする。
その後、結界を展開し、敵全体に椒丘の攻撃力60%分の炎属性ダメージを与える。
結界が展開されている間、敵の受ける必殺技ダメージ+9.0%。敵が行動する時、50%の基礎確率で「焼尽」状態を1層付与される。
この効果は結界が展開されている間、6回まで発動でき、敵それぞれにつき、その敵のターンが回ってくるたびに1回まで発動できる。
椒丘が必殺技を発動するたびに、この効果の発動可能回数がリセットされる。
結界は3ターン継続する。椒丘のターンが回ってくるたびに結界の継続時間-1ターン。椒丘が戦闘不能状態になった時、結界は解除される。
必殺技は、敵全体に炎属性ダメージを与え、3ターンの間、結界を展開します。
結界中は、敵が行動するたびに「焼尽」が付与され、さらに敵の必殺技ダメージが上昇します。
特に 黄泉 との相性が抜群です。
黄泉 は必殺技が主なダメージ源であるため、敵の必殺技ダメージ上昇効果は、 黄泉 の火力を大きく底上げします。
また、結界中の「焼尽」付与効果は、黄泉の残夢ゲージを効率的に溜めることにつながり、必殺技の回転率を向上させます。
一方で、持続ダメージパーティでは持続ダメージや触発のダメージ増加効果がないため、椒丘の必殺技効果は必ずしも有効とは限りません。
「焼尽」付与の基礎確率は、Lv.10でも60%と決して高くはありません。
効果命中率をしっかりと確保することで、安定して「焼尽」を付与できるようにしましょう。
また、敵全体の「焼尽」層数を、必殺技発動時に最も高い層数に統一します。
天賦効果と組み合わせることで、より早く、より多くの層数を付与することができます。
例えば、秘技、戦闘スキル、必殺技の順でスキルを使用することで、戦闘開始早々に敵全体に4層の「焼尽」を付与することができます。
必殺被ダメージデバフ量と「焼尽」付与の基礎確率を上げることができるため、育成優先度は高めです。
天賦:詭正転変、至微精妙
- Lv.10
- Lv.8
- Lv.1
[妨害]
椒丘の通常攻撃、戦闘スキルまたは必殺技が敵に命中した時、100%の基礎確率でその敵に「焼尽」状態を1層付与する。
「焼尽」状態は最大で5層蓄積でき、2ターン継続する。
「焼尽」状態が1層の時、敵の受けるダメージ+15.0%。2層目から、「焼尽」状態1層につき、敵の受けるダメージ+5.0%。
「焼尽」状態にある敵は、燃焼状態と見なされ、ターンが回ってくるたびに、椒丘の攻撃力180%分の炎属性持続ダメージを受ける。
[妨害]
椒丘の通常攻撃、戦闘スキルまたは必殺技が敵に命中した時、100%の基礎確率でその敵に「焼尽」状態を1層付与する。
「焼尽」状態は最大で5層蓄積でき、2ターン継続する。
「焼尽」状態が1層の時、敵の受けるダメージ+13.1%。2層目から、「焼尽」状態1層につき、敵の受けるダメージ+4.3%。
「焼尽」状態にある敵は、燃焼状態と見なされ、ターンが回ってくるたびに、椒丘の攻撃力157%分の炎属性持続ダメージを受ける。
[妨害]
椒丘の通常攻撃、戦闘スキルまたは必殺技が敵に命中した時、100%の基礎確率でその敵に「焼尽」状態を1層付与する。
「焼尽」状態は最大で5層蓄積でき、2ターン継続する。
「焼尽」状態が1層の時、敵の受けるダメージ+7.5%。2層目から、「焼尽」状態1層につき、敵の受けるダメージ+2.5%。
「焼尽」状態にある敵は、燃焼状態と見なされ、ターンが回ってくるたびに、椒丘の攻撃力90%分の炎属性持続ダメージを受ける。
天賦は、椒丘の攻撃が敵に命中するたびに「焼尽」が付与されるというもの。
この「焼尽」は、敵の被ダメージを最大35%まで上昇させるだけでなく、燃焼として扱い持続ダメージも与えることができます。
「焼尽」は、燃焼無効の敵に対しても付与することができるため、燃焼の上位互換と言えるでしょう。
しかし、持続ダメージとしてのダメージ倍率は、他の持続デバッファーと比較するとやや低めです。
比較として ブラックスワン はLv.10時点で「アルカナ」のダメージ倍率は240%で、「アルカナ」の層数によりさらにダメージ倍率が上昇します。
2凸を行うことで、「焼尽」のダメージ倍率が大幅に上昇し、持続ダメージアタッカーとしての性能も大幅に向上します。
持続ダメージパーティに椒丘を採用する場合は、2凸したいですね。
被ダメージデバフ量に大きくかかわるため、育成優先度は高め。
秘技:旺火却乱
- 秘技
[妨害]
秘技を使用した後、15秒間継続する特殊領域を作り出す。
特殊領域内にいる敵と戦闘に入った後、敵全体に椒丘の攻撃力100%分の炎属性ダメージを与え、100%の基礎確率で「焼尽」を1層付与する。
味方が作り出した領域は1つまで存在できる。
秘技は、敵全体に炎属性ダメージを与え、「焼尽」のデバフを付与する特殊領域を展開します。
非攻撃スキルでありながらダメージを与えられるため、開幕のダメージを底上げするのにも役立ちます。
特に、 黄泉 のパーティでは、攻撃系の秘技を持つキャラクターを編成することが多くなりがちで、秘技ポイントが余ることもあるのでありがたい効果です。
ただし、領域系の秘技は1つまでしか発動できず、複数のキャラクターが領域系の秘技を使用した場合、最後に発動した領域のみが有効になります。
例えば、 ロビン 、 姫子 、 レイシオ などのキャラクターが領域系の秘技を持っています。
これらのキャラクターと組み合わせる際には、重複しないように注意が必要です。
追加能力
昇格2:火祓い
- 昇格2
戦闘開始時、EPを15回復する。
昇格2では、戦闘開始時にEPが15増加します。
特に、虚構叙事、混沌の庭、末日の幻影などの高難易度コンテンツでは、EPが50%の状態で開始されるため、この効果は非常に大きいです。
この恩恵により、オーナメントの縄のメインオプションをEP回復効率に設定し、1ターン目に戦闘スキルを使用することで、必殺技を発動できるようになります。
椒丘がアタッカーに先行して行動できるようにすると、戦闘開始直後に結界を展開し、敵全体に「焼尽」を4層付与した状態で、アタッカーにターンを渡すことができます。
この強力な立ち回りは、多くの高難易度コンテンツ攻略において大きなアドバンテージとなりそうです。
昇格4:炊事
- 昇格4
椒丘の効果命中が80%を超えた時、超過した効果命中15%につき、攻撃力+60%、最大で+240%。
昇格4では、効果命中に応じて攻撃力が上昇します。
その上昇量最大で驚異の240%!
最大攻撃力バフ+240%を得るための効果命中は140%です。
効果命中140%は、椒丘の必殺技で展開する結界の「焼尽」付与が安定する数値でもあります。
このため、椒丘を運用する上では、効果命中140%を目指すと良いでしょう。
昇格6:炙香
- 昇格6
結界が展開されている間、敵が戦闘に入る際に「焼尽」状態が付与される。
付与される「焼尽」状態の層数は、結界展開中に最高層数の「焼尽」状態の敵の層数と同じ。最低で1層付与される。
昇格6では、結界が展開されている間、新たに現れた敵にも、その時点で最も高い層数の「焼尽」が自動的に付与されます。
これにより、およそ全デバッファーが抱えるであろう、敵の入れ替わりによるデバフ効果の消失という問題を大きく改善し、運用がより安定します。
星魂
星魂1:五味五臓
- 1凸
「焼尽」状態の敵に対する味方の与ダメージ+40%。天賦を発動して敵に「焼尽」状態を付与する時、さらにその回に付与する「焼尽」状態層数+1層。
星魂1凸は、「焼尽」状態の敵へのダメージが40%増加し、天賦で付与する「焼尽」の層数が1層増えます。
これにより、パーティ全体の火力を底上げでき、初ターンから敵全体に「焼尽」を5層付与することができるようになります。
星魂2:厚味、万病の元
- 2凸
敵が「焼尽」状態にある時、「焼尽」状態による炎属性持続ダメージの倍率+300%。
星魂2凸の効果は、「焼尽」の持続ダメージの倍率が驚異の300%アップ(天賦Lv.10時点で480%になります)。
かなりやけくそ気味の火力上昇効果です。
これにより、椒丘は持続ダメージアタッカーとしての役割も担えるようになります。
星魂4:気血充溢
- 4凸
結界が展開されている間、敵の攻撃力-15%。
星魂4凸の効果は、結界展開中に敵の攻撃力を低下させます。
火力上昇を見込める効果ではなく、継戦能力を高める防御寄りの効果となっています。
しかし、この効果は長期戦においてのみその真価を発揮し、短期決戦ではあまり恩恵を感じられないかもしれません。
星魂6:九沸九変
- 6凸
敵が倒される時、その敵にある「焼尽」状態の層数が、フィールド上の「焼尽」状態層数が最も低い敵に移る。
「焼尽」状態の累積上限が9層にアップする。「焼尽」1層につき、敵の全属性耐性-3%。
星魂6凸の効果は、「焼尽」の最大層数が増加し、敵の全属性耐性を低下させる効果が追加されます。
また、付与できる層数が増えたことでデバフの維持が難しくなるところを、敵を倒した際に、敵が持っていた「焼尽」を層数の一番少ない敵に上乗せさせることができるようにしてケアしています。
これにより、天賦Lv.10時点での「焼尽」の最大層数によるデバフの値が
- 被ダメージアップ: 35% → 55%
- 全属性耐性: 0% → -27%
と上昇し、パーティの火力上昇に大きく貢献できます。
当然、天賦をLv.12まで伸ばすとさらに被ダメージアップ効果が増えます。
6凸にふさわしく強力な効果です。
運用考察
椒丘は、敵に「焼尽」というデバフを継続的に付与し、持続ダメージを与えることに特化したキャラクターです。
▼基本的な運用方法
- 戦闘開始: 戦闘スキルを使用し、EPを溜めます。EP縄を装備していれば、戦闘前に秘技を使用することで、戦闘開始直後に必殺技を使用できます。
- 必殺技: EPが溜まったら、積極的に必殺技を使用しましょう。必殺技は、「焼尽」の結界を展開し、敵全体に継続的にデバフの付与と維持ができるようになります。また、結界中は、敵が受ける必殺技のダメージが増加するため、パーティ全体の火力を底上げすることができます。
- 通常攻撃・戦闘スキル: 基本的に戦闘スキルはEP回復目的で使用します。
椒丘の強みを最大限に引き出すために、必殺技の結界がデバフ付与・維持において非常に重要な役割を果たすため結界を維持するよう運用をしたいです。
必殺技の結界を維持するために3ターンに1回は必殺技をうてるようにしたいのでEPを溜めるために戦闘スキルをある程度打つ必要があります。
目安として、敵からの被弾によるEP回復を考慮しない場合、EP縄を装備し、3ターン中2回戦闘スキルを使用すれば、確実に3ターン目に必殺技を使用できます。
敵からの被弾や、 フォフォ などのサポートキャラクターのスキルによるEP回復を考慮すれば、より多くの通常攻撃を繰り出すこともできSPの節約が可能です。
光円錐
椒丘のモチーフ光円錐とその他おすすめの光円錐を紹介していきます。
モチーフ光円錐:幾度目かの春
- 重畳ランク1
- 重畳ランク5
承諾
装備キャラの効果命中+60%。装備キャラが通常攻撃、戦闘スキル、または必殺技を発動して敵に攻撃した後、60%の基礎確率で「甲卸」状態にする。
「甲卸」状態の敵の受けるダメージ+10%、2ターン継続。
ターゲットが装備キャラによって持続ダメージ系デバフを付与されている場合、60%の基礎確率で装備キャラが付与した「甲卸」状態を「窮寇」状態に強化し、さらに敵の受けるダメージ+14%、2ターン継続。
敵に「窮寇」状態がある時、装備キャラはその敵に「甲卸」状態を付与できない。
承諾
装備キャラの効果命中+100%。装備キャラが通常攻撃、戦闘スキル、または必殺技を発動して敵に攻撃した後、60%の基礎確率で「甲卸」状態にする。
「甲卸」状態の敵の受けるダメージ+18%、2ターン継続。
ターゲットが装備キャラによって持続ダメージ系デバフを付与されている場合、60%の基礎確率で装備キャラが付与した「甲卸」状態を「窮寇」状態に強化し、さらに敵の受けるダメージ+22%、2ターン継続。
敵に「窮寇」状態がある時、装備キャラはその敵に「甲卸」状態を付与できない。
椒丘のモチーフ光円錐である「幾度目かの春」は、効果命中を大幅に上昇させ、敵に強力なデバフ効果を与えることができる非常に強力な光円錐です。
この光円錐の特徴としてまず効果命中の上昇量が破格です。
無凸時点で効果命中が60%も上昇します。
参考までに、他に効果命中を上げられる光円錐はこちらです。
▼効果命中を上げる効果のある光円錐との比較
- 時間の記憶を再構築して(無凸:+40%)
- 降りやまぬ雨(無凸:+24%)
- 獲物の視線(完凸:+40%)
- 初めてのクエストの前に(完凸:+40%)
上記と比較すると効果命中+60%がどれだけ破格かわかります。ずるい。
椒丘は効果命中を140%にすることが目標ですが、この光円錐を装備することで、その目標に大きく近づきます。
また、攻撃時に「甲卸」を付与して被ダメージをアップさせます(無凸で被ダメージ+10%)。
さらに、攻撃時に持続ダメージデバフを付与できているなら「甲卸」が「窮寇」に代わりさらに被ダメージが上昇します(無凸で被ダメージ+24%)。
これにより、無凸椒丘に無凸モチーフ光円錐を装備すると最大で被ダメージアップが+59%されます。これは破格のデバフ量です。
「甲卸」「窮寇」付与の基礎確率は60%と低いものの、前述したとおりこの光円錐を装備するだけで効果命中+60%されるので遺物の胴体のメインオプションを効果命中にするだけで安定して付与できるかと思います。
汎用性も高く、持続ダメージを付与できる虚無のキャラクターであれば、誰に装備させても効果を活かすことができます。
銀狼 ペラ などステータスデバフ特化の虚無キャラであっても、「甲卸」までは付与できるので一考の余地があります。
その他オススメの光円錐
効果命中を伸ばせる光円錐がおすすめです。
椒丘は効果命中を140%を目指したいですが、遺物のみでこれを目指すのはかなり厳しいです。
なので、光円錐で効果命中をしっかりと伸ばしておきたいです。
特におすすめなのは、以下です。
- 時間の記憶を再構築して( ブラックスワン モチーフ光円錐)
- 降りやまぬ雨( 銀狼 モチーフ光円錐)
- 獲物の視線(星4)
- 初めてのクエストの前に(イベント配布)
- 孤独の癒し(ヘルタショップ)
モチーフ光円錐やイベント配布の「初めてのクエストの前に」は今から入手する方法がありませんので星4光円錐である「獲物の視線」が無難です。
また、虚構叙事のような敵の数が多く入れ替わりも激しいコンテンツでは結界の「焼尽」付与上限の6回を簡単に超えてしまう場合があります。
そのような場合、必殺技の回転率を上げるために、持続ダメージデバフを持っている敵が倒れた時にEP回復ができるヘルタショップの「孤独の癒し」も候補に挙がります。
遺物・オーナメント
椒丘におすすめの遺物とオーナメントを紹介していきます。
オススメビルド
▼サブステータスの優先度
効果命中 > 速度 > その他
遺物
▼持続アタッカービルド
- 深い牢獄の囚人 4セット
- 死水に潜る先駆者 4セット
▼サポートビルド
- 仮想空間を漫遊するメッセンジャー 2セット + 任意の遺物 2セット
- 昼夜の狭間を翔ける鷹 4セット(行動回数を増やしたい場合)
運用に合わせて上記を装備すればよいと思います。
持続ダメージ編成で運用する場合、「焼尽」のダメージを伸ばせる 深い牢獄の囚人 が候補となります。
カフカ ブラックスワン と一緒に運用すると4セット効果のバフをフルで受けることができます。
会心でダメージを出したい場合は、 死水に潜る先駆者 が候補です。
被ダメージアップのデバッファーとしてサポート運用する場合は素早さを伸ばせる 仮想空間を漫遊するメッセンジャー か2セット効果は意味がないですが、4セット効果で行動回数を増やし、より多くの「焼尽」を付与することのできる、 昼夜の狭間を翔ける鷹 がオススメです。
オーナメント
▼持続ダメージビルド
- 汎銀河商事会社
- 蒼穹戦線グラモス(速度135/160以上)
▼サポートビルド
- 生命のウェンワーク
- 折れた竜骨 (効果抵抗30%以上)
- 老いぬ者の仙舟(速度120以上)
こちらも運用や他遺物のステータスに合わせて上記を装備すればよいと思います。
効果命中を伸ばしたい場合は、 汎銀河商事会社 。火力を伸ばしたい場合は 蒼穹戦線グラモス がオススメです。
また、サポートに徹する場合は、1ターン目に先行して動ける 生命のウェンワーク やパーティ全体へバフができる 折れた竜骨 老いぬ者の仙舟 がオススメです。
実践!椒丘の実力をお試し
実際に椒丘を使って、高難易度コンテンツである「混沌の記憶」「虚構叙事」に挑戦してみました!
パーティ編成
今回は、どちらのコンテンツにも同じパーティ編成で挑戦しました。
- 椒丘
- 黄泉 (2凸)
- 花火
- ギャラガー
混沌の記憶 曲は終わり夢は散る・12 前半
混沌の記憶「曲は終わり夢は散る」についてはこちら
今回の混沌の記憶12層前半の敵は、雷と炎属性弱点の「過去、今、そして永遠に続く演目」が登場します。
弱点撃破が重要な敵なので、椒丘と 黄泉 の組み合わせが有効です。
ビルド
今回育成した椒丘のステータスとビルドは以下の通りです。
遺物: 昼夜の狭間を翔ける鷹 4セット
オーナメント: 生命のウェンワーク 2セット
光円錐: 獲物の視線
黄泉の「残夢」を効率良く溜めるために、サポート重視のビルドで運用しました。
「生命のウェンワーク」を装備することで、花火よりも早く行動できるようにしています。
効果命中と速度に重点を置いて遺物を厳選しましたが、なかなか理想のステータスにならず…。
それでも、この妥協構成でも十分な強さを発揮してくれました。
「獲物の視線」の効果も相まって、効果命中率は137.9%。目標の140%には届きませんでしたが、「焼尽」の付与は安定していました。
戦闘レビュー
秘技を使って戦闘を開始し、1ターン目に戦闘スキル→必殺技の順番で行動。
この時点で敵の詳細を確認するとしっかりと「焼尽」が4層付与されています。
椒丘のデバフ付与能力の高さが伺えます。
必殺技で結界を展開したので、敵が行動する度に「焼尽」と「集真赤」が付与され、 黄泉 の「残夢」がどんどん溜まっていきます。
そのおかげか、 黄泉 が2ターン目にも必殺技を使用可能になっていました。
そのまま必殺技を使用してWAVE1を0ラウンドで突破します。
続くWAVE2でも、結界展開中なので登場したボスに「焼尽」が自動的に付与されます。
登場時点で既に「焼尽」が5層も付与されており、椒丘のデバフ維持能力の高さを改めて実感しました。
WAVE2も引き続き、残夢を溜めつつ敵のHPを削っていきます。
必殺技からの戦闘スキルで1本目のゲージを削り切り、2本目のゲージへ。
ここで敵が合体技のような技を使ってきますが、こちらは特にデバフを受けていません。
どうやら敵の行動に含まれていない特殊な攻撃のようです。
そのまま一気に決着…といきたかったのですが、黄泉の必殺技がそのラウンド中に溜まりませんでした。
1ラウンド目の乱流効果発生時点で残夢は8層だったので、うまく立ち回れば0ラウンド撃破も夢ではないでしょう。
ワンテンポ遅れて、 黄泉 の必殺技を使用して、 最後に 黄泉 の戦闘スキルでHPを削り切り戦闘終了。
今回は惜しくも1ラウンドクリアでしたが、椒丘と 黄泉 の相性の良さを改めて実感できました。
虚構叙事 虚言・4 後半
虚構叙事「虚言・4」後半の敵は、こちらの行動を制限してくる厄介な相手が多いのが特徴です。
特に、WAVE3に登場する「永冬の災影」の行動遅延攻撃が非常に厄介で、まともに食らうと行動順が1ラウンド後に飛ばされてしまうことも…。
このせいで、4万ポイントに届かないこともしばしばありました。
そこで今回は、永冬の災影に行動させないという作戦を立てることに。
具体的には、 ギャラガー と椒丘の靭性破壊で永冬の災影を遅延させます。
せっかく敵行動時にデバフを付与できる椒丘を紹介する記事なのに、敵に行動させないとは…。
永冬の災影の行動を許すと、本当に恐ろしいことになるので仕方がないのです。
ビルド
今回育成した椒丘のステータスとビルドは以下の通りです。
遺物: 昼夜の狭間を翔ける鷹 4セット
オーナメント: 生命のウェンワーク 2セット
光円錐: 孤独の癒し
基本的には混沌の記憶と同じビルドですが、光円錐を「孤独の癒し」に変更しました。
虚構叙事では敵の数が多いので、結界展開中の「焼尽」付与の上限回数(6回)に到達しやすく、通常では残夢の獲得効率が頭打ちになってしまいがちです。
そこで、「孤独の癒し」を採用することで、持続ダメージデバフが付与されている敵を倒す度にEPを回復できるようにしています。
これにより、結界の付与上限に達する前に必殺技で結界を再展開することが可能になります。
ただし、「孤独の癒し」は効果命中を上昇させる効果がないため、遺物でしっかりと効果命中を確保しておく必要があります。
戦闘レビュー
混沌の記憶と同じく、秘技を使って戦闘を開始し、1ターン目に戦闘スキル→必殺技のコンボで結界を展開。
黄泉 の必殺技で敵を一掃していきます。
この時、「焼尽」が付与されている敵を4体倒したので、「孤独の癒し」の効果で一気にEPが回復します。
大体、戦闘スキル一回分のEP回復量ですね。
このおかげで、結界の上限回数に達する前に必殺技で再展開することができます。
その後も順調に敵を突破し、WAVE3へ。
この時点で、黄泉は既に必殺技を3回も使用できています。
WAVE3に登場したカカリヤには、既に「焼尽」が5層も付与されています。
椒丘はデバフ付与頻度の高さもさることながら、デバフの維持能力も非常に高いことが分かりますね。
WAVE3ではカカリヤと一緒に登場する永冬の災影の行動遅延が脅威的なので、椒丘やギャラガーで積極的に靭性破壊を狙い、行動を遅延させていきます。
永冬の災影以外は行動させても問題ないので、積極的に行動させて「焼尽」を付与していきます。
黄泉の戦闘スキルも、永冬の災影を優先して撃破するようにします。
WAVE3では、 黄泉 の必殺技を4回使用してクリアしました。
ラウンドが0になるまでにあと1回必殺技が打てそうだったので、椒丘のおかげで 黄泉 の必殺技回転率が格段に向上していることを実感しました。
まとめ
今回は、椒丘の性能解説に加え、実践を交えてその実力を見ていきました。
敵行動時に「焼尽」を付与できるため、他キャラと比べてデバフ付与頻度が圧倒的に高く、 黄泉 との相性の良さは折り紙付きです。
被ダメージアップデバフもばら撒けるため、火力貢献という面でも優秀で、汎用性の高さも魅力です。
一方で、持続ダメージデバッファーとしては「焼尽」のダメージ倍率が低いため、既存の持続ダメージパーティを劇的に変えるほどのインパクトはないように感じます。
持続ダメージパーティに採用する場合は、2凸の効果が重要になるでしょう。
現状、椒丘の圧倒的なデバフ付与頻度を最大限に活かせるのは 黄泉 ですが、今後、同様の特徴を持つキャラが登場すれば、椒丘がさらに活躍する可能性も秘めています。
今回の記事が、椒丘の入手・育成で迷っている開拓者さんの参考になれば幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
他の記事もぜひ読んでみてくださいね。
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