こんにちは、ラリッテルです。
「崩壊スターレイル」のVer.2.4から新たに登場した配布キャラクター「三月なのか(巡狩)」が実装されました。
今回の記事では、三月なのか(巡狩)の性能や運用方法を徹底解説します。
おすすめ遺物・光円錐も紹介していくので、育成の参考にしてくださいね!
三月なのか(巡狩)はどんなキャラ?
「崩壊スターレイル」のVer.2.4で新たに登場した三月なのか(巡狩)は、星4の虚数属性・巡狩のキャラクターです。
すでに配布されている三月なのか(存護)からの運命切替で使用可能です。
Ver.2.4前半現在では「花咲く習剣録」のイベントをこなすことで3凸まで育成可能です。おそらく今後、残りの凸素材も配布されるでしょう。
最大の特徴は、味方1人を「師匠」として指定し、「師匠」にバフを付与したり、自身を強化したりできることです。
SPを供給しながら単体攻撃とサポートもこなせる非常に汎用性の高いキャラクターです。
三月なのか(存護)を持っていると、キャラクター詳細画面から運命を切り替えることができます。
三月なのか(巡狩)の性能解説
ここからは、三月なのか(巡狩)の性能を詳しく解説していきます。スキルごとの特徴や使い方を理解して、実際に運用する際の参考にしてください。
通常攻撃:妖魔を祓う瑠璃剣
- Lv.7
- Lv.6
- Lv.1
[単体攻撃]
指定した敵単体に三月なのかの攻撃力110%分の虚数属性ダメージを与え、チャージを1層獲得する。
[単体攻撃]
指定した敵単体に三月なのかの攻撃力100%分の虚数属性ダメージを与え、チャージを1層獲得する。
[単体攻撃]
指定した敵単体に三月なのかの攻撃力50%分の虚数属性ダメージを与え、チャージを1層獲得する。
三月なのか(巡狩)の通常攻撃は、シンプルに敵単体に虚数ダメージを与えるもの。
特筆すべき点としては、通常攻撃をするたびにチャージが1層貯まること。
後述する強化通常攻撃や天賦と組み合わせることで、真価を発揮します。
強化通常攻撃:一に眉間、二に心臓
- Lv.7
- Lv.6
- Lv.1
[単体攻撃]
初期攻撃段数は3。1段の攻撃につき、指定した敵単体に三月なのかの攻撃力88%分の虚数属性ダメージを与える。最後の1段の攻撃を行うたびに、60%の固定確率でさらに1段の攻撃を行う、追加で行える攻撃は最大3段まで。攻撃段数の増加は、強化通常攻撃によるEP回復に影響しない。
また、強化通常攻撃はSPを回復できない。
[単体攻撃]
初期攻撃段数は3。1段の攻撃につき、指定した敵単体に三月なのかの攻撃力80%分の虚数属性ダメージを与える。最後の1段の攻撃を行うたびに、60%の固定確率でさらに1段の攻撃を行う、追加で行える攻撃は最大3段まで。攻撃段数の増加は、強化通常攻撃によるEP回復に影響しない。
また、強化通常攻撃はSPを回復できない。
[単体攻撃]
初期攻撃段数は3。1段の攻撃につき、指定した敵単体に三月なのかの攻撃力40%分の虚数属性ダメージを与える。最後の1段の攻撃を行うたびに、60%の固定確率でさらに1段の攻撃を行う、追加で行える攻撃は最大3段まで。攻撃段数の増加は、強化通常攻撃によるEP回復に影響しない。
また、強化通常攻撃はSPを回復できない。
三月なのか(巡狩)の強化通常攻撃は、3段攻撃の後、確率で最大3段の追加攻撃が発生します。
確率は60%。師匠である 彦卿 リスペクトだと思われますが、残念な部分を受け継いでしまいましたね…。
とはいえ、期待値としては攻撃段数4.8回(Lv.7のダメージ倍率計算で422.4%)と、高めのダメージを叩き出せます。
さらに、必殺技を使うことで攻撃段数を増やせるため、積極的に必殺技を使っていきましょう。
▼必殺技後の強化通常攻撃
- 初期攻撃段数:3 → 5
- 攻撃段数の増加確率:60% → 80%
- 攻撃段数の期待値:4.8 → 7.4(Lv.7のダメージ倍率計算で651.2%)
なんと、必殺技を使うだけで約1.5倍もの火力上昇!
ただし、あくまで確率に左右される点には注意が必要です。
上画像のようにバフや敵の耐久値がほぼ同じ条件でも、攻撃段数によって約5万ダメージもの差が出てしまいました。
戦闘スキル:師匠、お茶をどうぞ!
- Lv.12
- Lv.10
- Lv.8
- Lv.1
[サポート]
指定した自身以外の味方単体を「師匠」にする。「師匠」の速度+11.0%。戦闘スキルで最後に指定したターゲットのみ、三月なのかの「師匠」と見なされる。
通常攻撃を行う、または強化通常攻撃「一に眉間、二に心臓」によるダメージを1段与える時、フィールド上に特定の運命を歩む「師匠」が存在する場合、「師匠」の歩む運命に応じて特定の効果を発動する。
「師匠」の歩む運命が「知恵」、「壊滅」または「巡狩」の場合:三月なのかの攻撃力22%分の、「師匠」の属性に応じた付加ダメージを与える。
「師匠」の歩む運命が「調和」、「虚無」、「存護」または「豊穣」の場合:その回の攻撃の削靭値+100%。
[サポート]
指定した自身以外の味方単体を「師匠」にする。「師匠」の速度+10.0%。戦闘スキルで最後に指定したターゲットのみ、三月なのかの「師匠」と見なされる。
通常攻撃を行う、または強化通常攻撃「一に眉間、二に心臓」によるダメージを1段与える時、フィールド上に特定の運命を歩む「師匠」が存在する場合、「師匠」の歩む運命に応じて特定の効果を発動する。
「師匠」の歩む運命が「知恵」、「壊滅」または「巡狩」の場合:三月なのかの攻撃力20%分の、「師匠」の属性に応じた付加ダメージを与える。
「師匠」の歩む運命が「調和」、「虚無」、「存護」または「豊穣」の場合:その回の攻撃の削靭値+100%。
[サポート]
指定した自身以外の味方単体を「師匠」にする。「師匠」の速度+9.0%。戦闘スキルで最後に指定したターゲットのみ、三月なのかの「師匠」と見なされる。
通常攻撃を行う、または強化通常攻撃「一に眉間、二に心臓」によるダメージを1段与える時、フィールド上に特定の運命を歩む「師匠」が存在する場合、「師匠」の歩む運命に応じて特定の効果を発動する。
「師匠」の歩む運命が「知恵」、「壊滅」または「巡狩」の場合:三月なのかの攻撃力17%分の、「師匠」の属性に応じた付加ダメージを与える。
「師匠」の歩む運命が「調和」、「虚無」、「存護」または「豊穣」の場合:その回の攻撃の削靭値+100%。
[サポート]
指定した自身以外の味方単体を「師匠」にする。「師匠」の速度+6.0%。戦闘スキルで最後に指定したターゲットのみ、三月なのかの「師匠」と見なされる。
通常攻撃を行う、または強化通常攻撃「一に眉間、二に心臓」によるダメージを1段与える時、フィールド上に特定の運命を歩む「師匠」が存在する場合、「師匠」の歩む運命に応じて特定の効果を発動する。
「師匠」の歩む運命が「知恵」、「壊滅」または「巡狩」の場合:三月なのかの攻撃力10%分の、「師匠」の属性に応じた付加ダメージを与える。
「師匠」の歩む運命が「調和」、「虚無」、「存護」または「豊穣」の場合:その回の攻撃の削靭値+100%。
戦闘スキルでは、味方1人を「師匠」として指定します。
「師匠」には速度バフが付与され、昇格6まで育成すると会心ダメージと撃破特効バフも追加されます。
さらに、「師匠」の運命によって、三月なのか(巡狩)の通常攻撃に以下の追加効果が発生します。
「知恵」「壊滅」「巡狩」を師匠にした場合
三月なのか(巡狩)のステータスを参照して、「師匠」の属性の付加ダメージを与えます。
敵の弱点属性に合わせて「師匠」を変えられるため、敵の属性耐性を無視して効率的にダメージを与えられるのがメリット。
ただし、オーナメントのオーブなどの虚数属性ダメージアップの効果を受けにくい点は注意です。
「調和」「虚無」「存護」を師匠にした場合
通常攻撃の削靭値が100%アップします。
強化通常攻撃の削靭値は、1ヒットあたり5なので、8ヒットで40。
そこに100%アップの効果が加わると80になり、さらに ルアン の弱点撃破効率50%アップも適用すると…なんと最大で100もの靭性を削ることが可能に!
精鋭やボスの靭性を大きく削れるのはもちろん、超撃破ダメージの火力上昇も見込めるため、超撃破パーティでも活躍が期待できます。
必殺技:蓋世の傑物、三月なのか
- Lv.12
- Lv.10
- Lv.8
- Lv.1
[単体攻撃]
指定した敵単体に三月なのかの攻撃力260%の虚数属性ダメージを与える。
次の強化通常攻撃「一に眉間、二に心臓」の初期攻撃段数+2。また、攻撃段数が増加する固定確率+20%。
※Ver.2.4前半時点では、三月なのか(巡狩)は3凸までしか育成できません。そのため、必殺技のレベルは最大10までとなります。記載しているLv.12の数値は、仮にLv.12まで育成できた場合の数値を推測して記載しています。ご了承ください。
[単体攻撃]
指定した敵単体に三月なのかの攻撃力240%の虚数属性ダメージを与える。
次の強化通常攻撃「一に眉間、二に心臓」の初期攻撃段数+2。また、攻撃段数が増加する固定確率+20%。
[単体攻撃]
指定した敵単体に三月なのかの攻撃力220%の虚数属性ダメージを与える。
次の強化通常攻撃「一に眉間、二に心臓」の初期攻撃段数+2。また、攻撃段数が増加する固定確率+20%。
[単体攻撃]
指定した敵単体に三月なのかの攻撃力144%の虚数属性ダメージを与える。
次の強化通常攻撃「一に眉間、二に心臓」の初期攻撃段数+2。また、攻撃段数が増加する固定確率+20%。
必殺技は、敵単体に虚数ダメージを与えつつ、次の強化通常攻撃を強化するもの。
単体攻撃の倍率は控えめで、どちらかといえば強化通常攻撃の強化がメインです。
強化内容は以下の通り。
- 強化通常攻撃の初期攻撃段数:3 → 5
- 攻撃段数増加確率:60% → 80%
先ほど解説したように、これによって強化通常攻撃の期待値が約1.5倍に跳ね上がります。
書き方的に上限が設定されていないため、強化通常攻撃前に必殺技を2回打つと、初期攻撃段数が7、攻撃段数増加確率が100%になるのでしょうか?模擬宇宙で試してみたいですね。
また、天賦効果の与ダメージがアップしている状態で必殺技を打つと目に見えて火力が上がります。
青雀 みたいに、即行動から強化通常攻撃の間に必殺技を打つようすると効率よくダメージが与えられます。
天賦:師匠、わかりました!
- Lv.12
- Lv.10
- Lv.8
- Lv.1
[強化]
「師匠」が攻撃を行う、または必殺技を発動した後、三月なのかは一度に最大でチャージを1獲得する。チャージが7以上の時、三月なのかは即座に行動し、与ダメージ+90%。通常攻撃が「一に眉間、二に心臓」に強化され、戦闘スキルが発動できなくなる。強化通常攻撃を行った後、チャージを7消費する。チャージの上限は10。
※Ver.2.4前半時点では、三月なのか(巡狩)は3凸までしか育成できません。そのため、天賦のレベルは最大10までとなります。記載しているLv.12の数値は、仮にLv.12まで育成できた場合の数値を推測して記載しています。ご了承ください。
[強化]
「師匠」が攻撃を行う、または必殺技を発動した後、三月なのかは一度に最大でチャージを1獲得する。チャージが7以上の時、三月なのかは即座に行動し、与ダメージ+80%。通常攻撃が「一に眉間、二に心臓」に強化され、戦闘スキルが発動できなくなる。強化通常攻撃を行った後、チャージを7消費する。チャージの上限は10。
[強化]
「師匠」が攻撃を行う、または必殺技を発動した後、三月なのかは一度に最大でチャージを1獲得する。チャージが7以上の時、三月なのかは即座に行動し、与ダメージ+70%。通常攻撃が「一に眉間、二に心臓」に強化され、戦闘スキルが発動できなくなる。強化通常攻撃を行った後、チャージを7消費する。チャージの上限は10。
[強化]
「師匠」が攻撃を行う、または必殺技を発動した後、三月なのかは一度に最大でチャージを1獲得する。チャージが7以上の時、三月なのかは即座に行動し、与ダメージ+40%。通常攻撃が「一に眉間、二に心臓」に強化され、戦闘スキルが発動できなくなる。強化通常攻撃を行った後、チャージを7消費する。チャージの上限は10。
三月なのか(巡狩)の天賦は、チャージが貯まると即座に行動して強化通常攻撃「一に眉間、二に心臓」を繰り出せるようになる、というもの。 おまけで与ダメージバフもついてきます。
この強化通常攻撃こそが、三月なのか(巡狩)のメイン火力となります。
いかに効率的にチャージを貯められるかが、使いこなす上でのポイントとなります。
▼チャージを獲得できる条件はこちら
- 「師匠」が攻撃を行う
- 「師匠」が必殺技を発動する(サポート効果でもOK)
- 三月なのか(巡狩)が通常攻撃を行う
- 三月なのか(巡狩)が追加攻撃を行う(星魂2凸)
- 三月なのか(巡狩)の秘技効果(最大3獲得)
秘技:一気に三食
- 秘技
[強化]
三月なのかがパーティに編成されている場合、三月なのか以外の味方が秘技を使用した回数1回につき、次の戦闘開始時、三月なのかはチャージを1獲得する、最大で3獲得できる。
三月なのかが秘技を使用した後、次の戦闘開始時、三月なのかはEPを30回復する。
秘技は、戦闘開始時にチャージとEPを獲得できるというもの。
実はチャージ獲得効果はパッシブなので、三月なのか(巡狩)自身が秘技を使わなくても発動します。
一方、EP回復効果は三月なのか(巡狩)が秘技を使った時のみになります。
EP回復効果は重複しないので、残ったTPは他の味方に使ってしまいましょう。
ちなみに、最大までチャージを獲得した状態で戦闘を開始すると、チャージが3/7に。
これは、三月なのか(巡狩)の名前の由来である「3月7日」を表しているという、遊び心のある仕様になっています。
追加能力
昇格2:驚鴻
- 昇格2
戦闘開始時、三月なのかの行動順が25%早まる。
昇格2まで育成すると、戦闘開始時の行動順が早くなります。
これにより、「師匠」にしたいキャラより先に行動して、「師匠」効果を安定して付与できるのが大きなメリット。
大体速度120あれば、速度160のキャラより先に行動できるので、目安として覚えておきましょう。
昇格4:玲瓏
- 昇格4
三月なのかは「師匠」の属性に応じる弱点属性を持つ敵の靭性を削れる。敵を弱点撃破する時、虚数属性の弱点撃破効果が触発される。
昇格4では、「師匠」と同じ属性の弱点を持つ敵の靭性を削れるようになります。
削靭量が減るわけではないので、実質的に弱点付与されているのと同じ状態に。
基本的には敵の弱点属性に合わせてパーティを編成することになるので、意識せずとも効果を発動させることができると思います。
昇格6:破浪
- 昇格6
強化通常攻撃を行った後、「師匠」の会心ダメージ+60%、撃破特効+36%、2ターン継続。
昇格6では、強化通常攻撃を使うたびに「師匠」に会心ダメージと撃破特効のバフを付与できます。
どちらのバフも強力で、通常のパーティ、超撃破パーティのどちらでも活躍できる汎用性の高さが魅力です。
せっかくのバフを最大限に活かすためにも、「師匠」はバフの恩恵が高いキャラを選びたいですね。
三月なのか(巡狩)の通常攻撃と星魂2凸の追加攻撃を合わせると、2ターンでチャージを4つ貯められます。
つまり、「師匠」が2ターン以内にチャージを3つ以上貯められるなら、実質的に永続バフとして運用できるということ!
ぜひ、パーティ編成の段階から意識してみましょう。
星魂
星魂1:流星を振るう春花
- 1凸
フィールド上に「師匠」が存在する時、三月なのかの速度+10%。
星魂1凸の効果は、「師匠」がいる間、三月なのか(巡狩)の速度が10%アップするというもの。
「師匠」効果はターン制限がない永続バフなので、実質的に永続的な速度バフとして機能します。
速度10%アップは、「師匠」に指定するキャラと同程度の速度アップになります。
速度調整が楽になるのは嬉しいポイントですね。
星魂2:雪白の刃は怒涛の如く
- 2凸
「師匠」が通常攻撃または戦闘スキルを発動して敵に攻撃を行った後、三月なのかは追加攻撃を行い、その回の攻撃のメインターゲットに三月なのかの攻撃力60%分の虚数属性ダメージを与え、「師匠」の運命に応じた戦闘スキルの効果を発動し、チャージを1獲得する。
攻撃できるメインターゲットが存在しない場合、ランダムな敵単体に攻撃を行う。この効果はターンが回ってくるたびに1回まで発動できる。
星魂2凸の効果は、「師匠」が攻撃した時、追加攻撃を行うというもの。
「師匠」が全体攻撃の場合はランダムな敵を攻撃します。
ダメージ倍率こそ高くありませんが、追加攻撃を行うという行為自体に大きな価値があります。
例えば、以下のような恩恵が挙げられます。
- チャージ獲得
- 追加攻撃によるEP回復
- アベンチュリン のブラインドベッド獲得
- ロビン のEP回復
- トパーズ のカブの行動順繰り上げ
このように、追加攻撃をトリガーとするキャラは少なくありません。
パーティ全体の強化に繋がるため、ぜひ2凸までは目指したいところです。
星魂4:竜章鳳姿
- 4凸
ターンが回ってきた時、EPを5回復する。
星魂4凸の効果は、ターン開始時にEPを5回復するというもの。
地味に見えますが、意外と強いのではないのかなと思っています。
実際に運用してみたときに、強化通常攻撃を使う際に「あと少しEPが足りない…!」という場面に何度も遭遇しました。
2ターン通常攻撃 → チャージ7で即行動、という流れを考えると、EPが15も回復するのは、必殺技の回転率向上に大きく貢献してくれそうです。
星魂6:ウチが世界一!
- 6凸
必殺技を発動した後、次の強化通常攻撃「一に眉間、二に心臓」によるダメージの会心ダメージ+50%。
星魂6凸の効果は、必殺技使用後の強化通常攻撃の会心ダメージを50%アップするというもの。
メイン火力である強化通常攻撃のダメージがさらにアップするのは、シンプルに強力です。
ただし、必殺技を使った後という条件付きなので、チャージとEPの管理が重要になります。
理想は、チャージが7貯まると同時に必殺技を使える状態にすること。
常にチャージとEPを意識しておきましょう。
運用考察
三月なのか(巡狩)は、SP供給能力に優れた単体アタッカー兼サポーターです。
基本的な運用方法としては、以下の動きを繰り返します。
- 戦闘開始時に「師匠」を付与する
- 通常攻撃でチャージを貯める
- チャージが7貯まったら、即行動で強化通常攻撃
必殺技は、天賦による即行動の直後に使うのが理想。 与ダメージバフを最大限に活かせます。
ただし、チャージが十分に貯まっていない場合は、無理せずすぐに使ってしまって問題ありません。
「師匠」は、再行動や追加攻撃など、攻撃回数の多いキャラにすると、チャージを効率的に貯められます。
また「師匠」にするキャラの運命は、「知恵」「壊滅」「巡狩」は会心ビルド、「調和」「虚無」「存護」は撃破ビルドと相性が良いでしょう。
例えば、
- 会心ビルド: 雲璃 、 トパーズ など
- 撃破ビルド: ギャラガー など
が挙げられます。
光円錐
三月なのか(巡狩)におすすめの光円錐を、通常パーティ用の会心ビルドと超撃破パーティ用の撃破ビルドに分けて紹介していきます。
会心ビルド
会心ビルドの場合は、会心率と会心ダメージを伸ばせる光円錐がおすすめです。
巡狩の星5光円錐は、ほとんどに会心率または会心ダメージアップの効果が付いているため、所持しているものがあれば、積極的に装備させましょう。
特におすすめなのは、以下の3つです。
- 悩んで笑って( トパーズ モチーフ光円錐)
- 純粋なる思惟の洗礼( レイシオ モチーフ光円錐)
- 泥の如き眠り( 彦卿 モチーフ光円錐)
星4光円錐では、「幽冥に帰す」「沈黙のみ」が候補に挙がりますが、入手難易度や条件を考えると、あまり現実的ではありません。
星4光円錐を使う場合は、遺物で会心率と会心ダメージを確保した上で、「論剣」を装備するのが良いでしょう。
「論剣」は、強化通常攻撃が最大8ヒットするため、フルバフをすぐに発動させられる点が魅力です。
どれもない場合は、ヘルタショップで交換できる「星海巡航」でも問題ありません。
撃破ビルド
撃破ビルドの場合は、 ブートヒル のモチーフ光円錐「二度目の生に向かって」一択です。
現状、他に代用できる光円錐はありません。
撃破関連は ルアン や 開拓者 (調和)に任せて、三月なのか(巡狩)自身は会心ビルドにするのも有効な選択肢です。
遺物・オーナメント
三月なのか(巡狩)におすすめの遺物とオーナメントを紹介していきます。
会心ビルド
▼サブステータスの優先度
会心率 > 速度、攻撃力%、会心ダメージ > その他
遺物
- 草の穂ガンマン 4セット
- 荒地で盗みを働く廃土客 4セット
- 荒地で盗みを働く廃土客 2セット + 攻撃力アップ遺物 2セット
- 風雲を薙ぎ払う勇烈 4セット(会心率を伸ばしたい場合)
- 死水に潜る先駆者 4セット(デバフ付与ができる場合)
上記の中でサブステータスが良いものを装備すればよいと思います。
正直、なのか(巡狩)にピッタリハマるような遺物は現状ないです。
フルバフを受けられるなら 死水に潜る先駆者 がベストですが、なのか自身デバフを付与することができないため、光円錐やパーティ編成が大きく縛られてしまいます。
最適な遺物が実装されるまで、 草の穂ガンマン や、 蝗害を一掃せし鉄騎 のついでに厳選できる 風雲を薙ぎ払う勇烈 を装備するのがおすすめです。
オーナメント
- 星々の競技場 (会心率70%以上)
- 奔狼の都藍王朝
- 顕世の出雲と高天の神国 (他の巡狩キャラを編成している場合)
- 蒼穹戦線グラモス (速度135以上)
上記の中でサブステータスが良いものを装備すればよいと思います。
基本的には、会心率をアップしつつ、強化通常攻撃の与ダメージもアップしてくれる 星々の競技場 が安定です。
撃破ビルド
▼サブステータスの優先度
撃破特効 > 速度 > その他
遺物
- 蝗害を一掃せし鉄騎 4セット
- 仮想空間を漫遊するメッセンジャー 2セット + 撃破特攻アップ遺物 2セット
- 撃破特攻アップ遺物 2セット + 撃破特攻アップ遺物 2セット
基本的には 蝗害を一掃せし鉄騎 を装備しましょう。
撃破特効は250%以上が目標になりますが、 ルアン や 開拓者 (調和)のバフがあれば、簡単に達成可能です。
オーナメント
- 劫火と蓮灯の鋳煉宮 (敵が炎弱点の場合)
- 盗賊公国タリア (速度145以上)
状況に合わせて使い分けましょう。
実践
実際に三月なのか(巡狩)を使って、混沌の記憶「曲は終わり夢は散る」の12層後半に挑戦してみます。
パーティ編成
今回使用するパーティはこちら。
- 三月なのか(巡狩)
- フォフォ
- クラーラ
- ロビン
クラーラを「師匠」に設定し、カウンターでチャージを稼いでいきます。
ビルド
今回育成した三月なのか(巡狩)のステータスとビルドは以下の通りです。
遺物: 草の穂ガンマン 4セット
オーナメント: 星々の競技場 2セット
光円錐: 泥の如き眠り
会心ビルドで運用し、「泥の如き眠り」で会心ダメージを底上げしています。
「泥の如き眠り」は、会心が発生しなかった際に、1ターンの間会心率がアップする効果も持ち合わせています。
一時的に会心率100%を超えてしまいもったいなく感じますが、バフなしでも 星々の競技場 の発動条件を満たすようにしたいため致し方ありません。
混沌の記憶「曲は終わり夢は散る」12後半
混沌の記憶「曲は終わり夢は散る」についてはこちら
今回の混沌の記憶12層後半の敵は、物理弱点で全体攻撃を多用してくる アルジェンティ 。 雲璃 接待ステージとなっています。
WAVE1に「宴に酔いしれる現在」が配置されており、 クラーラ が露骨にメタられおり、厳しい戦いになることが予想されます。
まず、 クラーラ を「師匠」にします。
クラーラの戦闘スキルで全体攻撃すると、三月なのか(巡狩)が追加攻撃を行い、合計でチャージを2つ獲得できます。
チャージを7つ貯まると即行動して強化通常攻撃を打てるようになります。
ここで、温存しておいた必殺技を発動します。今回は会心が発生せず、ダメージはあまり出ていませんね。
必殺技で強化された強化通常攻撃で、「宴に酔いしれる現在」を攻撃します。
弱点撃破ダメージとロビンの付加ダメージも加わり、13万ダメージとまずまずのダメージを叩き出せました。
その後も危なげなく敵を撃破… と思いきや、「宴に酔いしれる現在」の処理に手間取り、結局2ラウンドかかってしまいました。
クラーラ の戦闘スキルで敵を倒したタイミングで、 アルジェンティ が登場。すると、なのかの追加攻撃が発動しました。これは レイシオ と同様の挙動ですね。
アルジェンティ 戦でも、基本的な立ち回りは変わりません。
HPの管理に気を配りつつ、 クラーラ となのかの連携で着実にダメージを稼いでいきます。
敵が素直に クラーラ を攻撃してくれたおかげで、カウンターがはまりやすく、前半戦よりも安定して戦えました。
その後、三月なのか(巡狩)は2ラウンドで3回も強化通常攻撃を発動!
やはり強化通常攻撃のダメージの振れ幅にムラがありますね。 青雀 並みに、プレイヤーの運が試されるキャラと言えそうです。
最後はなのかの追加攻撃で決着。
結果は4ラウンドクリアと、まずまずのタイムでした。
戦闘終了のタイミングでチャージが7貯まっていたことから、強化通常攻撃は1ラウンドに2回程度は打てる計算になりますね。
まとめ
今回は、三月なのか(巡狩)の性能解説に加え、混沌の記憶での実践を交えてその実力を見ていきました。
配布キャラながら火力とSP供給力を兼ね備えており、初心者から上級者まで、幅広いプレイヤーに活用の余地があります。
確かに、限定星5キャラと比べると、火力やサポート性能で見劣りする部分があるのは否めません。
とはいえ、キャラ育成の優先度としては申し分なく、特に所持キャラの少ない初心者には心強い味方となるはずです。
それに、今後、三月なのか(巡狩)と相性の良い新キャラが登場したり、意外な組み合わせが発見される可能性もゼロではありません。 今後の環境の変化にも、注目していきたいですね。
この記事が、三月なのか(巡狩)の育成に迷っている開拓者の皆さんのお役に立てば幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
他の記事もぜひ読んでみてくださいね。
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